2026.05.19
作家の浅田次郎氏のエッセイの中に思わず深く頷いてしまう一文がある。
「年齢と共に何故かカッコ良くなり、容姿に応じて晩成した男たちには、
みなリングサイドのトレーナーのごとき伴侶がついているように思える。」
というものだ。
女性は、自分磨きが上手でお友達との情報交換も出来るし、
女親姉妹と刺激しあったりもする。
自分を魅せる事に努力は惜しまない。
でも男性陣は、違います。特に自分磨きに興味のない男性は、全く自分に構わない。
毎日、顔を洗い、お風呂に入り、お洗濯したものを着て、寝癖を直して
歩きやすい靴を履き、急な困り事が起きた場合を想定して水や、薬
充電器、懐中電灯、ブドウ糖、傘を常備したリュックを背負う。
お洒落な女性からすると、出会った瞬間にうーーんとまず唸ってしまうかも知れない。
でも、でもだ。
考えてみれば、自分を磨くことはとても楽しいけれど
他人を磨くと言うのも結構楽しい。
ひょっとして将来の伴侶に成りえるかも知れない人なら尚更だ。
夫婦となれば、これから一生をかけて磨いていかれる。
趣味が一つ増えたようなものだ。
最初の印象は、それは確かに大事だ。
でもそれだけじゃない。
磨き甲斐があればあるほどハマってしまう。
出来上がった完成品でなく自分でいちから作るマイブランド。
まさしく、名トレーナーになる事を考えていって欲しい。