
トレーナー
作家の浅田次郎氏のエッセイの中に思わず深く頷いてしまう一文がある。 「年齢と共に何故かカッコ良くなり、容姿に応じて晩成した男たちには、 みなリングサイドのトレーナーのごとき伴侶がついているように思える。」 というものだ。 女性は、自分磨きが上手でお友達との情報交換も出来るし、 女親姉妹と刺激しあったりもする。 自分を魅せる事に努力は惜しまない。 でも男性陣は、違います。特に自分磨きに興味のない男性は、全く自分に構わない。 毎日、顔を洗い、お風呂に入り、お洗濯したものを着て、寝癖を直して 歩きやすい靴を履き、急な困り事が起きた場合を想定して水や、薬 充電器、懐中電灯、ブドウ糖、傘を常備したリュックを背負う。 お洒落な女性からすると、出会った瞬間にうーーんとまず唸ってしまうかも知れない。 でも、でもだ。 考えてみれば、自分を磨くことはとても楽しいけれど 他人を磨くと言うのも結構楽しい。 ひょっとして将来の伴侶に成りえるかも知れない人なら尚更だ。 夫婦となれば、これから一生をかけて磨いていかれる。 趣味が一つ増えたようなものだ。 最初の印象は、それは確かに大事だ。 でもそれだけじゃない。 磨き甲斐があればあるほどハマってしまう。 出来上がった完成品でなく自分でいちから作るマイブランド。 まさしく、名トレーナーになる事を考えていって欲しい。

映画『食べて、祈って、恋をして』
今月公開されて話題となっている映画『プラダを着た悪魔2』、もうご覧になりましたか? 「劇場で観てないけど、配信を楽しみにしている」という方も多いのではないでしょうか。 私もそんな一人ですが、映画にちなんで今日ご紹介したいのは、2010年に公開された『食べて、祈って、恋をして』です。 主人公は、NYで活躍する30代の女性ジャーナリスト。 安定した結婚生活とキャリアを手にして、一見すると「いい人生」を送っているように見えるのですが、彼女の表情はどこか曇っています。 「何かが違う」 思い描いていた人生ではない気がする。かといって、本当は何がしたいのか分らない…。 彼女は神に祈るような気持ちで一旦全てを手放し、周囲の反対を押し切って、イタリア、インド、バリ島を巡る一年間の旅に出ます。 そして異国の地で試行錯誤するうちに、自分の内側に耳を傾け、他人と心を通わせる感覚を取り戻してゆきます。 最終的に彼女は、“生まれ変わった自分”にふさわしい相手と出会ってハッピーエンドを迎えるのですが、これを「ハリウッド映画のご都合主義」と捉えるか、「より良い人生のためのヒント」と捉えるかは、観る人次第かもしれません(私は後者です)。 周りに合わせているうちに自分の心が分からなくなってしまうというのは、誰にもあることです。 そのような状態で人間関係を築こうとしても、なかなかうまく行かないでしょう。 映画の主人公のように「自分探しの旅」に出かけるのは難しいとしても、渇いてしまった心の潤いを自分なりの方法で少しずつ取り戻してゆくのは、人間関係を充実させていくためにも大切なことだと思うのです。 ということで、『食べて、祈って、恋をして』は婚活をテーマにした映画ではないのですが、婚活のヒントになる作品としておすすめしたいです。

お見合いで損していませんか?ご縁が近づく自己紹介への変え方
「もっと自分のことをうまく伝えられたら…」お見合いから帰ってきて、そう感じた経験はありませんか。最初の数分でかわす自己紹介。実はその短い時間が、その後の会話の温度を決めてしまうことが少なくありません。「何を話せばいいんだろう」「話が盛り上がるかな」と緊張してしまう方は、男性も女性も本当に多いのです。— — —ここでひとつ、大切なことをお伝えしますね。ハイスペックな方ほど、自己紹介で見ているのは経歴やスペックではありません。「この人と一緒に過ごす時間を想像できるかどうか」、ここを感じ取ろうとしていらっしゃるのです。つまり、立派な肩書きよりも、人柄や日常の温度が伝わる方が、ぐっと印象に残ります。では、ほんの少しの工夫で印象がどう変わるのか。よくある自己紹介を、ビフォー・アフターで見ていきましょう。— — —① 謙遜しすぎ → 等身大でビフォー:「特に取り柄もなくて、普通に働いています」アフター:「○○の仕事を10年ほど続けていて、最近ようやく後輩を育てる楽しさが分かってきたところです」謙遜は美徳のように感じられますが、初対面の場ではお相手があなたを知る手がかりが少なくなってしまいます。今、自分が大切にしていることを一言添えるだけで、輪郭がふっと浮かび上がります。— — —② 経歴の説明で終わる → 日常の一場面を添えるビフォー:「○○会社で△△の仕事をしています」アフター:「○○会社で△△をしていて、休みの日は朝ゆっくりコーヒーを淹れる時間が好きなんです」経歴だけだと、どうしても履歴書のような印象になってしまいますね。仕事の話に日常の一場面を添えると、その先の会話が広がる入口ができます。— — —③ 趣味の単語羅列 → エピソードをひとつビフォー:「旅行と読書とカフェ巡りが好きです」アフター:「最近は週末に近所のカフェで本を読むのが楽しみで、先月は思い切って京都にも一人で出かけてきました」単語を並べるだけだと、お相手は「どこから質問しよう…」と迷ってしまいます。具体的なエピソードがひとつあるだけで、自然と「どんな本を読まれるんですか?」と会話が動き始めます。— — —ちょっとしたコツも、お伝えしておきますね。自己紹介の長さは1〜2分くらいがちょうどよいです。最後を「お話できるのを楽しみにしていました」など、柔らかな一言で締めると、場の空気がふっとあたたかくなります。— — —自己紹介はご縁の入口です。完璧に話そうとしなくて大丈夫。ほんの少し、自分の日常を見せる勇気。その小さな工夫が、お相手との距離をぐっと縮めてくれます。一緒に磨いていきましょうね!

今どきデートは“自然体”がうまくいく理由
ゴールデンウィークはどんなデートで過ごしましたか? 最近のデートは、ダイパ(タイムパフォーマンス)と自然体が大切にされています。 特別な場所へ行くよりも、おうちデートやカフェ巡り、公園の散歩など、日常の延長で楽しむスタイルが主流です。 その理由はシンプルで、無理をしない時間の中にこそ「心地よさ」や「安心感」があるから。 着飾らない自分でいられることで、お互いの素の部分が見えやすく、関係も自然と深まっていきます。 実際に人気のデートは、レストランでの食事や 食べ歩き、カフェ巡りなど。 気軽に過ごせる空間は、会話もしやすく、相手の人となりを知るのにぴったりです。 話題も、特別なものでなくていいんです。 「最近ハマっていること」や「休日の過ごし方」、 そして「美味しいね」と感じる共有の時間。 そんな何気ないやり取りの中で、心の距離が縮まっていきます。 また、プレゼントも“物”より“体験”へ。 旅行やアクティビティなど、一緒に過ごす時間そのものが大切になってきています。 恋は、「一緒にいて心地いい」と思える時間の積み重ね。 ぜひ、自然体なデートで恋の一歩を進めてみませんか?

写真で好印象をアピール 笑顔力を鍛えよう
出会いの一歩はまず写真からで、良い印象の第一条件は男女ともに、“笑顔”。とはいえ、良い笑顔も一朝一夕に身につくものではなく、日頃から訓練しておくことが重要です。 そこで、簡単にできる表情トレーニングで自然な笑顔を習得し、ステキな写真を撮って幸運を呼び込みましょう。 容姿よりも表情が重要 みなさん、お相手紹介のプロフィールが届いた時、どこから見ますか?まずは“写真”からですよね。写真で重要視されるのが、容姿うんぬんよりも顔の表情。それも笑顔であることが好印象につながり、会うかどうかを決定づける一番のポイントとされています。 でも、写真を撮られる時、いきなりカメラに向かって「自然な笑顔で」と言われても、そうそう簡単にできるものではありません。特に男性の場合、“恥ずかしい”という気持ちが強く、うまく笑えない方が多いようです。しかも意識してぎこちないつくり笑顔になってしまっては、かえって逆効果です。 笑顔をトレーニングする いざという時に自然な笑顔が出せるように、日頃から表情のトレーニングをしておきましょう。顔の筋肉=表情筋のうち、笑顔に関わる目元と口角の筋肉を重点的にストレッチすることで、きれいなスマイルができるようになります。 笑顔に自信が持てると、表情がどんどん明るく豊かになって、良好な人間関係やコミュニケーションへとつながっていきます。自分の顔や表情は鏡や写真でしか見ることができず、気づきにくいので、普段からまめに表情のチェックを忘れずに。 さぁ、笑顔が身についたら、次は大切な写真です。撮り方にちょっと気を配るだけで、印象が大きく変わり、出会いのチャンスも広がります。

去り際に気を配る
先日、駅のホームでこんな光景を見ました。 デートが終わった後の別れ際だと思うのですが、女性が、電車に乗り込んだ男性を見送っていました。 ドアが閉まって電車が発車してからも、互いに笑顔で手を振り合っていました。 電車が走り去った後、ホームに残った女性はしばらく笑顔を浮かべたまま立っていて、それからふと思い出したように、スマホをバッグから取り出しました。 よく見かけるような、相手が電車に乗るやいなや、きびすを返してスマホを取り出す…という光景とは違って、余韻を感じさせる別れ際でした。 -- 平安時代の女流作家である清少納言は『枕草子』の中で、「逢瀬のあとの去り際の男性は、女性にせっつかれるくらいダラダラとして、名残惜しそうなくらいが風流である」と語っています。 てきぱきと帰り支度をして「さようなら」とスタスタ去っていく男は、事務的で思いやりがない、と言うのです。 令和の時代に、この感覚がどれほど通用するのかは分かりません。 「デートは数ある予定の一つ。終わったら次の予定に移りたい!」という人も多いでしょう。 婚活であればなおさら、お相手と会うことが「作業」のようになってしまうこともあるかもしれません。 でもだからこそ、デートの去り際にお相手に与える印象について、少し意識してみると良いのではないかと思うのです。