2026.05.01
先日、駅のホームでこんな光景を見ました。
デートが終わった後の別れ際だと思うのですが、女性が、電車に乗り込んだ男性を見送っていました。
ドアが閉まって電車が発車してからも、互いに笑顔で手を振り合っていました。
電車が走り去った後、ホームに残った女性はしばらく笑顔を浮かべたまま立っていて、それからふと思い出したように、スマホをバッグから取り出しました。
よく見かけるような、相手が電車に乗るやいなや、きびすを返してスマホを取り出す…という光景とは違って、余韻を感じさせる別れ際でした。
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平安時代の女流作家である清少納言は『枕草子』の中で、「逢瀬のあとの去り際の男性は、女性にせっつかれるくらいダラダラとして、名残惜しそうなくらいが風流である」と語っています。
てきぱきと帰り支度をして「さようなら」とスタスタ去っていく男は、事務的で思いやりがない、と言うのです。
令和の時代に、この感覚がどれほど通用するのかは分かりません。
「デートは数ある予定の一つ。終わったら次の予定に移りたい!」という人も多いでしょう。
婚活であればなおさら、お相手と会うことが「作業」のようになってしまうこともあるかもしれません。
でもだからこそ、デートの去り際にお相手に与える印象について、少し意識してみると良いのではないかと思うのです。