アントワーヌとコンスエロ
先日、図書館で見つけた『サン=テグジュペリ 伝説の愛』という本を読みました。 『星の王子さま』で知られる小説家のアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリと、その妻コンスエロの愛の軌跡を辿った本なのですが、 二人が長年にわたって交わした書簡、写真、スケッチがたくさん紹介されていて、図版のように読み応えがありました。 アントワーヌは友人からコンスエロを紹介され、一目で恋に落ち、その日のうちに「あなたは僕と結婚することになる」と告げたそうです。 とてもドラマチックな出会いですね。 その言葉どおり二人は後に結婚するのですが、その結婚生活はというと、何度もすれ違いや仲違い、和解をくりかえす波乱に満ちたものでした。 それでも最後まで二人を結ぶ愛の糸は切れることなく、妻コンスエロに対するアントワーヌの想いを原動力にして、世界的名作『星の王子さま』は世に送り出されました。 「大切なことは目に見えない」 「星々が美しいのは、ここからは見えない花がどこかで一輪咲いてるから」 こうした言葉たちが紡がれた裏にもう一つの物語があったことを知り、私にとって『星の王子さま』は、ますます特別な一冊になったのでした。
はじめの一歩
2025年がスタートし、はや1ヶ月が過ぎようとしています。 ある脳科学の言葉です。『人間は何かを始めるときに、最もストレスを感じます。脳内では、ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されています。これが何かをするときの心理的ハードルになります。そこで、ストレスを無視して、とりあえずやってみます。すると、今度は「切りがいいところまでやらないと気が済まなくなる」という脳のクセが出て、すぐにやめられなくなります。』 とにかく、まずやってみるーこれが重要のようですね。無料相談や資料請求などの情報収集、まずはじめの一歩を踏み出しましょう。
婚活の味方サブカルチャー その3
長らくブライダルでコーディネーターをさせて頂いている中で、少し前までは、お相手への条件に「趣味の合う人」と言われた時、その優先順位はかなり低い方へと促しておりました。「結婚は日々の生活ですからね」と。 しかし昨今の調査によると(趣味の中でも特に前回の最後に書いた「ネトゲ婚」)オフラインで知り合ったカップルの離婚率は7.67%ですが、オンラインで出会ったカップルの離婚率は5.96%と低いとあります。 なぜ?? そこで、サブカルでつながる婚活・結婚のメリットを挙げてみました。 1.共通の話題で盛り上がりやすい サブカル好き同士であれば、最初のデートから話題に困ることが少ない。好きなアニメや漫画の話、最新のゲーム情報、次に行きたいイベントなど、共通の話題で盛り上がることができます。 2.趣味を理解し合える安心感 一般的な婚活では、相手が自分の趣味を理解してくれるかどうかが不安材料となることがあります。しかし、サブカルでつながる婚活ではその心配が少なく、趣味を共有することで安心感が生まれます。 3.同じ趣味の仲間とのつながりも広がる サブカル婚活を通じてパートナーを見つけるだけでなく、同じ趣味を持つ友人や仲間とのネットワークも広がります。これにより、さらに深いコミュニティに属することができることで、更にパートナーとの絆も強まります。 ⒋結婚生活でのすれ違いが少ない 2人の共通の趣味で楽しい時間を過ごすことは、結婚生活の中でも大きな喜びとなるでしょう。また、一緒に過ごせないときや興味のジャンルか異なっても、相手への理解の幅も広がり、信頼感、安心感に繋がるからです。
歌は世につれ、世は歌につれ
最近ふと、吉田拓郎さんの「結婚しようよ」を聴きたくなりました。 「僕の髪が肩までのびて君と同じになったら」のフレーズで知られる、あの曲です。 私はリアルタイムで聴いていた世代ではありませんが、その昔、母から古いフォークギターと楽曲集を譲ってもらったときに、この曲を知りました。 「結婚とは家と家の結びつきである」という意味合いが強かった当時、「僕の髪が伸びたら結婚しよう」という気ままなプロポーズは、とても新鮮に感じられたことでしょう。 令和の今はというと、DINKs、友達婚、週末婚、同性婚など、結婚することの意味を自分たちで決められる時代になりました。 古くからの結婚観も失われたわけではなく、一つの選択肢として残り続けています。 こうした世の中で、人と人の結びつきを描く歌もまた、彩り豊かになっていくのではないでしょうか。
2024年から2025年へ
2024年もカウントダウンとなりました。間もなく2025年にバトンタッチ。年末年始は最大九連休となり、あれこれスケジュールを考え、楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。 私は万福招来・開運を願って都内の「七福神めぐり」を考えています。お天気の日に普段とは違った景色を楽しもうと思います。 今年もブログをお読みいただきありがとうございました。来年も宜しくお願いします。
たかがメールされどメール その3
-メール(LINE)あるあるNG集- ① 自分のメッセージに直ぐに返信がくることを過度に期待する 相手にも都合があるのでラインを確認して返信できないこともあるでしょう。 期待すればするほど、直ぐに返信が無いことへの不満や不安が膨らんでしまいます。そんな事で交際スタートからつまずいたら勿体無い!しかし、これが短気な人・思いやりのない人と判断されてしまうかもしれません! 心に余裕を持ちましょう ② ラインの返信が遅いからといって、返事がないのに何回も送る これを追撃と言うらしいです。 お相手も引いてしまい、以後良い関係を築くことができないでしょう……また、返信のタイミングをつかめなくなってしまいます。1回送信したなら、時間がかかってもいいのでお相手の返信が来るのを待ってみましょう。 ③ 「直ぐに返信しなくては」と思ってとにかく焦って返信する お相手からラインのメッセージが来たとしても焦って返信する必要もありません。確認したときに直ぐに返信できる状態なら、メッセージを送るのは良いことですが、都合が悪いなら少し間を空けても失礼にはなりません。 直ぐに返信がくると、「この人は暇なの?」と、逆に引かれてしまうでしょう。返信速度には注意しましょう‼︎ ④ いきなりスタンプ! いきなりスタンプだけを送るのはNG!なぜなら、どんな答えを期待しているのかがわからず、お相手を困らせてしまうからです。 また、残念ながらお相手に「子どもっぽい」などマイナスイメージを与えてしまいます。どうしてもスタンプを送りたいなら、一言でもメッセージを付けるようにしましょう‼︎ ⑤ 若者ことばを連発する 「マジで」etc .無理して若作りしているようで品もないため、結婚の対象としては考えてもらえなくなるでしょう。年上や年下に関係なく、婚活で出会った相手にLINEメッセージを送る時は、ナチュラルな敬語が最適です。 ⑥ 誤字・脱字の頻発 「楽しかたです!」のように、LINEメッセージの誤字や脱字はよくあること。たまになら、笑って受け流すことができますが、あまりに頻発するとSNSを使い慣れていないようで、老けた印象を与えてしまいます。一度、自分で読み返してから送信するといいですよ。 ⑦ 長文のメッセージを送信する とにかく長文メッセージは読むのが面倒‼︎ 「後で読もう……」と、そのまま放置されて既読スルーされることも多くなってしまいがちです。 また、長文への返信が「これでは短すぎないかしら??」と気を揉んだり、その為相手の返信が遅れがちになります。あまり良いことありませんね。 ラインのメッセージは長くても10行以内に納めておくのがおすすめです。 LINEのやり取りは、相手との距離を縮める絶好のチャンス。受け取った相手の気持ちを想像して、丁寧で思いやりのあるメッセージを心がけてくださいね。