2026.03.20
古典の名作「⽵取物語」から学ぶ婚活
今から1000年近く前の平安時代につくられた「⽵取物語」。おじいさんが⽵の中で⼩さな⼥の⼦(かぐや姫)を⾒つけて、その⼦を⼤切に育てて、最後はかぐや姫が⽉に帰ってしまうお話…として知っている⼈も多いのではないでしょうか。何となく童話のようなイメージがあるかもしれませんが、現代まで語り継がれる古典の名作とあって、実はさまざまな読み⽅ができるのです。その⼀つの例として、⽵取物語を「婚活の物語」として読むことができます。⽵取りのおじいさんは、「⾃分がいなくなった後に苦労しないように、何とか結婚相⼿をみつけてほしい」と、かぐや姫に懇願します。そして、裕福な男性たちが次々とかぐや姫に求婚すると、喜んで結婚させようとします。⼀⽅のかぐや姫は、その理由が分からず「なぜ結婚する必要があるのですか?」と、問いかけます。そして、⾃分の外⾒に惹かれて求婚してきた男性たちに、無理難題を突きつけて、その⼼を試そうとします。男性たちはと⾔うと、嘘でごまかしたり、美辞麗句を並べたりして、かぐや姫の関⼼を引こうとするのですが、ことごとく失敗します。中には、無理な要求を突きつけてくるかぐや姫に腹を⽴てて、⾃分から去ってゆく男性もいます。誰⼀⼈として、かぐや姫の内⾯を知ろうとしたり、⼼を通わせようとする男性がいないのです。現代の私たちも、何だかハッとさせられるような内容だと思いませんか?興味を持った⽅は、ぜひ「⽵取物語」を読んでみてください。きっと新しい発⾒があるはずです