結婚物語

結婚物語

Vol.3 いまどきの「心地いい」男女関係

リードするのが好き?されるのが好き?

日本の男性は恋愛下手だと言われます。
しかも、今は女性もパートナーを率先して選べる時代。
男性たちは女性から「選ばれる」という状況に直面しています。そして、それだけにこと恋愛に関しては自分に自信をもてない男性が増えているようです。
それを象徴的するのが、男性に「交際相手にしたい女性像」を聞いたアンケート結果。「強い女性、頼りになる女性」という回答が多くあったということです。男性が女性に主導権を握られるのは恥ずかしいこととされていたご両親世代はちょっと驚かれるのではないでしょうか。
今は女性がリードしたりされたりして、時と場合によって主導権が行き来する、より自然で対等なパートナーシップが理想になりつつあるようです。
ただし、女性が男性を頼りにしていないかと言えば決してそうではありません。強い女性ほど、内面では分かってもらいたい、守られたい欲求も強いもの。つまり男女問わず、「自分のありのままを理解して、受け止めて欲しい」と願っているのです。
そして、この「対等な関係」は幸せな結婚の絶対条件でもあります。
対等とは、夫と妻が自分と同じだけの権限、責任、義務を相手にも与えるということです。おたがいの才能を認め合い、相手の専門分野における能力に敬意を払います。これは性別とはいっさい関係ありません。
そのためには男であること女であることを含めて、本当に自信を持てる自分でいること。
そういう自分らしさこそ、これからは一番大切なのです。

21世紀ニッポンの結婚事情

[データに見る結婚の真実]

結婚はしたい。 ではそれはいつ?

「結婚物語Vol.1」のデータで見たとおり、結婚の意思がある人は9割もいます。また、「1年以内に結婚したい」「理想的な相手が見つかれば1年以内に結婚してもよい」と答えた未婚者の割合は、1990年代、20歳代後半を中心に減少した後、2000年代に入って次第に下げ止まりの傾向を見せていましたが、2010年代を迎え、わずかながら増加したのです。
さらに、ある程度の年齢までに結婚しようと考える人も、1990年代には一貫して減少し、「理想の結婚相手が見つかるまでは結婚しなくてもかまわない」と考える人を一度は下回っていましたが、2000年代になるとその傾向が反転し、2010年の調査では男女共に過半数を回復、ある程度の年齢までに結婚しようと考える人が約6割に上りました。結婚を先延ばししようとする意識は薄らいできているといえます。
3.11の後はいっそう、家族がいる大切さを再認識した人が多いかもしれませんね。

独身男女の一年以内の結婚意思

【データ:社会保障・人口問題研究所「第14回出生動向基本調査」】

結婚意思を持つ未婚者の結婚に対する考え方

【データ:社会保障・人口問題研究所「第14回出生動向基本調査」】

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