結婚物語

結婚物語

Vol.02 そもそも「結婚」ってなに?

自分らしく生きるための「結婚」を!

結婚に対する考え方は人それぞれ違うと思いますが、結婚は本来自分を「よりよく」「より深く」生きるためのものです。それはたった一度しかない自分の大切な人生を誰と一緒に生きていくかというきわめて個人的な問題です。
そこで大切なことは、お互いがお互いを独立した個人として認め合える関係を持つことです。一緒に暮らしても、相手の行動を縛ったり、価値観を押し付けたり はしない関係。お互いをリスペクトしあえる心の空間を保ち、お互いがお互いの大切な領域を侵すことのない関係が、ふたりがともに自分らしくいられるために 必要なのです。
しかし、やはり人間ですから「これだけはやりたい」「ここは譲れない」といった欲求があるのも自然なこと。
したがって共同生活では「自分のやりたいこと」と「相手の権利を守ること」の折り合いをつけるための、人間関係スキルが必要となります。
どんなに気のあった者同士であっても、人と人が完全に同じ考えを持つことはありえません。お互いが「あなたの気持ちは分かるが、ここは譲れない」と、それぞれが気持ちをしっかりぶつけていると、いつしかお互いの「分かりあえなさ」を認めざるを得なくなります。
ただ、ここであきらめてコミュニケーションを遮断してしまっては人とつながることもできなければ、自分を理解してもらうこともありません。
あなたと私は違う、それでも何とか分かり合おう、つながろうとする、こうした対決があって人と人との心は深いところで結ばれていくのです。

21世紀ニッポンの結婚事情

【データに見る結婚の真実】〜現代の「結婚適齢期」って?Question

今後、「結婚適齢期」は「30」歳がひとつの目安に?

30歳で独身---男女ともに、当たり前の時代になってきているようです。
20代前半で結婚をするのが普通とされた50〜60代のご両親の時代では考えられなかったことですよね。事実、データを見てみるとご両親世代の平均初婚年齢だった20〜24歳の女性、25〜29歳の男性の初婚率低下が著しくなっており、25〜29歳の女性、30〜34歳の男性に関しても低下傾向にあります。
その一方で、男性は35歳以上、女性では30歳以上で上昇し続けているのです。
この晩婚化の主な理由は仕事を持つ女性が増えて、女性の経済力が向上したことや、結婚しないことに対する世間のこだわりが少なくなったことなどと言われています。
そしてもっと大きな理由は、個人の価値観の多様化が進み、自分のパートナーを探す前にまず自分を探すことに時間を費やす人が増えたことにあるのではないでしょうか。ただ、その傾向に、最近少し変化が出てきたという興味深い結果も出ています(Vol.05 参照)。ともあれ、まずはやはり、自分を確立すること・・・そこから結婚適齢期は始まると言えそうです。

初婚年齢の推移

【データ:厚生労働省 人口動態統計(2012年は概数)】

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