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ノールとエレナ

ジョコビッチの全米オープン優勝が決まった瞬間、エレナさんの笑顔が一段と輝いた。
ノールとはノバクの愛称、この二人は高校時代からの付き合いだそうなので、
当時からノール、エレナ、と呼び合う仲だったのではと想像する。

去年晴れてジョコの奥さんになったエレナさんだが、観客が皆フェデラーを
応援するような完全アウェー状態でも、時には立ち上がり、手を叩きながら
素晴らしい笑顔で夫を励まし続けた。
自然体な彼女にはいつも感心させられる。自分だったら試合なんて観ていられない
と思うし、ピンチがきたら眉間にシワが寄りそうである。彼女だって実際はハラハラ
ドキドキ祈るような思いでその場にいると思う。でも何故か彼女に切迫感は感じない。
どんな状況も受け入れる聖母マリアのようである。
テニス選手の奥さんは元モデルとかで、とても綺麗な人が多いけれど、
好感度抜群なのはエレナさんではないだろうか。

実は今回の全米オープンほど、2週間が長いと感じたグランドスラムはなかった。
それは勿論、錦織選手のせいだ。初戦敗退はドローを見て、心をよぎらなかった
わけではない。でもどんな相手でも最後には彼が必ず勝つのだと、信じているのが
ファンというもの。
解説の松岡修造じゃないが、一気に力が抜けてしまった。
修造もこの後どうすりゃいいんだ!2週間もここにいられない「もう日本に帰りたい」と。
気持ちわかるよ~修造!!

それにしてもジョコビッチは強すぎる。今年の四大大会の三つを獲っちゃった。
このところの彼の強さは結婚にあるらしく、「妻と息子がいる私生活の充実が
今年の強さの源」だそう。戦火のセルビアで育ったせいか、家族の絆をとても
大事にしているのが彼の言葉で分かる。
ウィンブルドンで優勝した時「勝っても負けても彼女がいつもそこにいてくれる。
家族がずっとそばにいるんだ」「家に帰れば僕はテニス選手ではない。父親で夫だ。
その絶妙なバランスの影響でプレーが良くなっているんだと思う」と言っている。
要するにテニス一筋ではなく、色々な事に気を配る立場が逆に良い切り替えとなり、
今の好成績につながっているらしい。

またこうも言っている。「すべての選手に伝えたいよ。結婚して子供を作ろうってね」
この言葉、最近の結婚に懐疑的な若者に伝えたいな。
ちょっと強すぎだけど、ジョコビッチって人間的にはとても素敵な人ですね。
こんなに手放しで結婚って素晴らしいって言っている人、そうはいないと思う。