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さそり座の女

106.gifこんにちは!企画担当のmoku003.gifです。

多分名前ぐらいは知っているかもと思うけど
ニキ・ラウダってレーサーはご存知?

ニキって名前はニコラスから来た。
でもどこの国の人なのかと思ったら意外。オーストリアのウイーン出身だそう。
セナなんかよりひと昔前のF1レーサーだ。

サーキットの壁にクラッシュして400度の炎につつまれて大やけどを
負った話は有名。
昔のF1はとっても危険でそんな話は珍しくなかった。
今は逆に車体が進化してドライバーはそうそう死ななくなった。
それでも大好きだったセナは星になってしまいましたが・・・。

写真で見ると若きニキ・ラウダは端正な顔立ちだ。
なぜ彼がまた表舞台に出てきたかというと、「ラッシュ/プライドと友情」
という彼が主役といっていいF1映画が先日封切られたからである。

F1には関係ない私生活の話で新聞のインタビューが面白い。
64歳になる彼の顔はひどい火傷の跡があるというより、
艶やかななめし皮のようで写真を見る限りそんなに気にならない。
60歳の時に30歳だか年下の女性と結婚して今は4歳の双子のパパになった。

年の離れた奥さんとの夫婦円満の秘訣は?と聞かれると、
「彼女はさそり座の女だから時々気難しいんだ。だからそんな時は
歯向かわずに、双子の子たちと遊ぶんだよ。」と答えている。

なるほど彼のように修羅場をくぐり抜けてきた男の言葉には、
何とも言えないユーモアが感じられた。
そして私はくすっと笑ってしまったのであった。

何故かと言えば亡くなった母がさそり座の女だったのだ。

星座の中でもさそり座は個性が際立っているように思う。
実際のところ毒をもつ生き物だし、それもチクリと刺す。
下手したら死んでしまう危険もある訳で歌の題材になるのもうなずける。

さそり座の男とはついぞ聞いた事がないし、
怖いのはまさにさそり座の女。

母は自分の性格をよく分かっていた。
個性が強く執念深いところがあると自覚していたらしい。
初めて兄に女の子が生まれた時「あら困った。この子私と同じさそり座だわ」
とつぶやいたのを私はしっかり聞いている。

多分孫があまり複雑な性格になることなく、
幸せな人生を送って欲しいと思ったのに相違ない。

それを思い出して笑ってしまったのだが、生まれた星座は人生において
少なからず意味を持つ時があるのかもしれない。

思いがけなくニキ・ラウダのおかげで母を身近に感じたひと時であった。

私はといえば結婚生活ウン十年というのにまだまだニキ・ラウダに及ばない。
これからは喧嘩になりそうな時はさりげなく相手と離れることにする。